快眠につながるお味噌は白味噌。その理由はGABA。

GABA(ギャバ)は、脳の興奮を抑える働きがあるため、イライラや不眠の改善に効果があるとされています。

また、血圧を下げる働きや、腸内環境を整える働きもあると言われています。

白味噌と赤味噌に含まれるギャバの割合は、以下のとおりです。

一般的に、白味噌は赤味噌よりも麹の割合が高く、塩分濃度が低いため、ギャバの含有量が多いと言われています。また、白味噌は熟成期間が短いため、ギャバが壊れにくいという特徴もあります。

具体的な数値としては、ある研究では、白味噌のギャバの含有量は、100gあたり平均20.4mgであったのに対し、赤味噌のギャバの含有量は、100gあたり平均10.8mgであったと報告されています。

このように、白味噌の方が赤味噌よりもギャバの含有量が多いため、ギャバを摂取したい場合は、白味噌を積極的に摂取するとよいでしょう。