中国の糖尿病、有病数は9240万人 世界最大

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10年前の資料ですが以下↓↓抜粋しました。

 

中国でも2型糖尿病の有病数が爆発的に増えており、「流行病」の様相を呈しているという研究調査が発表された。中国の糖尿病有病数は9240万人で、世界で糖尿病有病数がもっとも多いとされるインドの4090万人を抜き、世界一の「糖尿病大国」となった。

発表によると、中国の成人の糖尿病有病率は9.7%で、10人に1人が糖尿病。さらに15.5%が糖尿病予備群の状態だという。有病率は日本の7.3%を大きく上回り、米国の12.3%に匹敵している。

調査は、北京市の日中友好病院の楊文英(ヤン・ウェンイン)医師らが参加し、2007年6月から2008人5月にかけて実施された「国民糖尿病・代謝疾患研究会」によるもので、医学誌「New England Journal of Medicine」3月25日号に発表された。

対象となったのは中国の14地域の自治体に在住する4万6239人の成人。

糖尿病が疑われる人の60.7%が診断も治療も受けていないという。研究者は「政府は糖尿病の治療と予防を強化する国家戦略を早く立ち上げる必要がある」と述べている。

Prevalence of Diabetes among Men and Women in China
New England Journal of Medicine, Volume 362:1090-1101, March 25 2010, Number 12
Diabetes Reaches Epidemic Proportions in China(Tulane大学リリース)

https://dm-net.co.jp/calendar/2010/009917.php

 

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