空腹状態で運動をしないほうがいい理由 3つ ダイエットには逆効果
空腹状態で運動をしないほうがいい理由は、主に以下の3つです。
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目次
低血糖が下がりすぎるリスクがある
運動すると、血糖値が下がります。空腹状態で運動をすると、血糖値がさらに下がり、低血糖のリスクが高まります。低血糖になると、めまい、頭痛、吐き気、脱力感などの症状が現れ、最悪の場合、意識障害や昏睡に陥る危険性もあります。
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パフォーマンスが低下する
空腹状態で運動をすると、エネルギー不足で筋肉が十分に動かなくなり、パフォーマンスが低下します。また、集中力や判断力が低下し、ケガのリスクも高まります。
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筋肉が分解される
空腹状態で運動をすると、体がエネルギーを補うために筋肉を分解することがあります。
筋肉量が減ると、代謝が悪くなり、ダイエットにも逆効果です。
ただし、軽い運動であれば、空腹状態でも問題ない場合があります。ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を15分程度行う程度であれば、低血糖などのリスクは比較的低いと考えられます。
また、
ダイエット目的で空腹状態で運動を行う人もいますが、これは筋肉量を減らしてしまう恐れがあるため、おすすめできません。
筋肉量を減らさずに脂肪を燃焼させるためには、食事と運動のバランスを整えることが大切です。
空腹状態で運動をする場合は、以下の点に注意しましょう。
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運動の強度や時間を控える
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軽い食事を摂ってから運動する
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体調が悪いときは運動を控える
もし、空腹状態で運動中にめまいや頭痛などの症状が現れた場合は、すぐに運動を中止し、休息をとりましょう。