2017年8月
Pharma Meidica 2018.8に論文発表
医療法人財団恵仁会 理事長、藤木病院 院長 藤木龍輔先生
「健康な人でもがん細胞は一日5000個くらい生まれていますが、それでも健康なのはそれを退治するシステムが備わっているからです。
しかしながら一旦その防御システムが壊れると、がん細胞の増殖が進み、やがて生命の危機を迎えます。
そうならないためには、がん細胞の仕組みを理解して予防策を講じるのが一番です。
がんと炎症は直接的に関係し、体内における炎症状態を引き起こすのは「酸化ストレス」であることは十分に知られていますが、
その有効な手段としていくつかの取り組みが行われています。
今、一番新しいのは「酸化ストレス」を水で軽減する「電子水」です。
これは、がん細胞と戦う現場で発生する「活性酸素」や「一酸化窒素」が、別名「フリーラジカル」という酸化ストレスを増強してDNA変異を引き起こし、更なるがん細胞の増殖を手助けしているのを「電子水」で抑制するという戦略です。
また、がん細胞内のミトコンドリアで発生する活性酸素を「電子水」で直接抑制する戦略でもあり、極めて効果的な方法と言えます。
実際の臨床現場で、がん患者さんの酸化ストレスを、3週間の通常の飲水で下げたデータを医学誌に発表しました。」
Pharma Meidica 2017.8に論文発表
電子水による酸化ストレスの改善 (d-ROMsテスト)
電子水による抗酸化力の改善(BAPテスト)
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・用語
d-ROMsテスト=
ラジカルが試薬を酸化することでラジカルの量を測定します。
BAPテスト=
試薬を還元させることで還元力、抗酸化力を調べます。
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