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クリエイティブな人は遠い将来を想像する力が優れている

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ダートマス大学の研究によると、クリエイティブな人は、一般人とは異なる脳の使い方をしているとのことです。

 

被験者に選ばれたのは、27人のクリエイティブな仕事のプロと、対照群として26人の一般人です。被験者はそれぞれfMRIで脳のスキャンを受けながら、「未来のことを想像する」というタスクを続けてもらいました。実験の結果、近い未来を想像しているときはプロと対照群の間に脳の活動の差はほとんど見られませんでしたが、遠い未来のことまで想像しているときには、プロの脳では「背内側デフォルトモードネットワーク」という部分が活性化することが判明したとのこと。

デフォルトモードネットワーク」とは以下の画像で赤く示されている部分で、内側前頭前野前部帯状皮質後部帯状皮質下頭頂小葉など脳の広範囲にまたがり、自分の感情や、他人の心理・感情、あるいは過去・未来について考えるときなどに活性化する部位です。

「背内側デフォルトモードネットワーク」はデフォルトモードネットワークよりも背中側かつ内側にある部分で、創造的な仕事のプロは休憩に入ってもこの部位を活動させ続けていました。一方、対照群となる被験者はこの部分の活性化がほとんど見られなかったそうです。

この研究について、人間の記憶と脳のメカニズムに関する専門家であるハーバード大学のダニエル・シャクター教授は「背内側デフォルトモードネットワークは自分自身の経験とは異なる視点で物事を考えるときに関わってくる部分であるため、脳のこの部分を活性化できる人は、他人に対する共感性を持ち、政治的な決断を下すときも未来の子どもたちへの影響を考えられるような思慮深い人である可能性があります」とコメントしています。

https://gigazine.net/news/20190622-creatives-using-specific-brain-part/より

 

出典

PsycNET – Creative expertise is associated with transcending the here and now.
https://psycnet.apa.org/doiLanding?doi=10.1037%2Fpspa0000148

Creative Types Reserve a Special Corner of the Brain for Dreaming Big – Scientific American
https://www.scientificamerican.com/article/creative-types-reserve-a-special-corner-of-the-brain-for-dreaming-big/

 

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