カレーが炎症を抑えるのにいいという研究

カレーが炎症を抑えるのにいいという研究

以下、https://www.jiji.com/jc/article?k=000000022.000036263&g=prt9

より

カレー粉およびカレー粉に含まれる複数のスパイスに、PM2.5による炎症反応を抑える効果を確認

カレーにはスパイス由来の抗酸化物質や抗炎症物質が多く含まれており、高い抗酸化・抗炎症作用が期待できるメニューの一つであることから、ハウス食品は 「カレーを食べれば酸化ストレスや炎症反応が低減され、健康に様々な良い効果をもたらすのではないか」と考え、研究に取り組んできました。

 

カレー中のスパイスによる抗酸化・抗炎症作用が呼吸機能を維持し、特にタバコの煙による呼吸機能の損傷を防いでいると考察しています。実際、オイゲノール(クローブの香気成分)やクルクミン(ウコンの黄色色素)といったカレーに含まれるスパイスの主要成分に、タバコの煙と同様に代表的なPM2.5であるディーゼル排気微粒子による呼吸機能障害を抑制する効果があることが報告されています[2], [3])。

 

 

カレー粉抽出物、クローブ抽出物、ウコン抽出物の全てで、DEPにより引き起こされる炎症性サイトカイン産生(IL-6)を抑制しました。また、細胞外活 性酸素種の産生も抑制されていました。これらの結果から、カレー粉抽出物、クローブ抽出物、ウコン抽出物は、細胞外の活性酸素種を低下することによって、 PM2.5による炎症反応を抑制する可能性があることが分かりました。

カレー粉にはクローブやウコン以外にも多くのスパイスが使用されていますが、カレー粉からウコンとクローブを除いたミックススパイスについても、炎症反応 抑制効果と細胞外活性酸素種を低下させる効果があることが分かりました。この結果から、カレー粉に含まれるクローブやウコン以外のスパイスにも、細胞外活 性酸素種の低下を通じて炎症性サイトカイン産生を抑制する可能性が示唆されました。

 

 

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